睡眠時の食いしばりによる肩こりへの影響
歯医者さんで歯をみてもらっている時に、寝ている間に食いしばりをしていますか？と言われたことはありませんか？
急にそんなことを言われても、寝ている間のことだし大丈夫とお思いになる方もいらっしゃるかと思いますが、実は食いしばりは様々な症状の引き金になる可能性があります。
食いしばりによる肩こり
まず食いしばりの影響としては、その名の通り奥歯を無意識に噛みしめてしまう癖によって歯が欠けたり割れてしまったりする可能性があります。ですが、これ以外にも代表的なものとして挙げられるのが肩こりです。
なぜ肩こりになるのかというと、無意識のうちに食いしばっている際に肩や首の筋肉も強く緊張させているからです。しかも食いしばりの強さは普段生活で食事をする際に使う筋肉量と比べると、非常に強い力で噛み締めをしています。その分、肩や首にも強い緊張をさせていることになります。その結果肩こりに続く症状として頭痛やめまいなどのリスクも上がります。
つまり、運動習慣があるにもかかわらず肩こりが取れない、良く寝たはずなのに疲れが取れないなどの症状がある方は夜間に食いしばりをして肩や顎周りの筋肉をより酷使している可能性が考えられます。
この食いしばりに対する施術としては、まずは歯医者に相談してマウスピースを作ってもらうことでこれ以上の食いしばりによる肩への影響を抑制し、固まってしまった筋肉を整骨院や整体等でほぐすという方法がよいでしょう。
また固まった筋肉に誤った方法を施してしまうと、寝違いや肩で起こるギックリ首や背中などのリスクもあるため、一度、整体、整骨院にかかってみてはいかがでしょうか。
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